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AWS公式からリリース!Mountpoint for Amazon S3

Mountpoint for Amazon S3

こんにちは!

今回はAWS公式よりリリースされた【 Mountpoint for Amazon S3 】を使って
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットをマウントしていきます!

Mountpoint for Amazon S3

今までAWS公式ではS3マウントは非推奨とされていましたが、
先日公式よりついにリリースされました!

 ↓公式ドキュメント

Mountpoint for Amazon S3 – 一般公開されており、本番環境のワークロードにも対応可能

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)

S3についてはこちらをご覧ください

Simple Strage Service S3について

今回設定の環境と事前準備

Amazon Linux release 2023

  • ”AmazonS3FullAccess”がアタッチされてるIAMユーザーがいる
  • AWS CLIインストール済み
  • S3でバケット作成済み
  • マウントさせるディレクトリを決める

それではさっそく、Mountpoint for Amazon S3を使ってマウントさせていきます!

●Mountpoint for Amazon S3 をインストール

# wget https://s3.amazonaws.com/mountpoint-s3-release/latest/x86_64/mount-s3.rpm
# yum install ./mount-s3.rpm

●インストール確認

# mount-s3 –version

●IAMユーザーに接続

# aws configure

AWS Access Key ID [None]: ①************************
AWS Secret Access Key [None]: ②***********************************
Default region name [None]: ap-northeast-1  →対象のリージョンを入力
Default output format [None]: json  →出力フォーマットを設定

①と②は”AmazonS3FullAccess”をアタッチしているIAMユーザーのアクセスキー情報を入力します。

他のアカウントを使用する場合は–profileオプションを付けて設定ができます。

# aws configure –profile IAMユーザー名

●設定したアクセスキーの確認

# cat ~/.aws/credentials

下記のように出力されます。

[root@ahirata ~]# cat ~/.aws/credentials
[default]
aws_access_key_id = ************************
aws_secret_access_key = ************************
[–profile IAMユーザー名]
aws_access_key_id = ************************
aws_secret_access_key = ************************

●S3の接続を確認してみましょう

# aws s3 ls

# aws s3 ls バケット名

S3のバケット名や中身のフォルダやファイルが確認できます。

[root@ahirata ~]# aws s3 ls
2023-09-14 09:33:54 test-bucket-s3mnt

[root@ahirata ~]# aws s3 ls test-bucket-s3mnt
PRE techblog/
PRE test/

●オプション–profileつければ他のアカウントでも接続可能

# aws s3 ls –profile IAMユーザー名

# aws s3 ls –profile IAMユーザー名 バケット名

●それではS3をマウントさせます

# mount-s3 バケット名 ディレクトリ

[root@ahirata ~]# mount-s3 test-bucket-s3mnt /home/s3-user/s3/
bucket test-bucket-s3mnt is mounted at /home/s3-user/s3/

マウントが完了しました!

[root@ahirata ~]# ls -1 /home/s3-user/s3/
techblog
test

S3バケットと同じフォルダがあることを確認

以上がMountpoint for Amazon S3を使ったマウント設定でした。

●mount-s3コマンドにオプションがあります

フォルダやファイルの操作などオプションを付けることで、操作が可能になります。

ユーザーを指定したり、削除可能の権限を付与したい場合などは注意が必要です。

AWSの設定などでお困りの際は、ぜひ一度ネットアシストにお気軽にお問い合わせくださいませ。

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