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2022.12.31

ニュースレターバックナンバー

【ネットアシストニュースレター | Vol.20 】

Webサービスのパフォーマンスを可視化できる「Web負荷テスト」

先日、負荷テストサービスのセミナーを開催したところ、大変ご好評をいただきました。ただ日程が合わずセミナー参加を断念された方もいらっしゃったので、改めてご案内させていただきます。

Web負荷テストとは？

負荷テストを行う目的

高負荷によりサーバダウンやシステムダウンが起こると、結果的に売り上げ減少や顧客獲得減少などの機会損失につながります。また最近では、社内やクライアント様から、現在のサーバーで運用しても問題ないか、確認を求められるケースも増えてきています。

機会損失を防ぐ
重要システムのダウンによる支障を防ぐ
会社上層部やクライアント様からレポートを求められている
サーバーのサイジング

高負荷になる要素

高負荷になる要因は多岐にわたり、CPUやメモリの使用率、ディスク入出力性能の限界、ネットワークの帯域不足、Webサーバアプリケーションの接続数の上限、リレーショナルデータベース管理ステム側の性能不足、また、データベーススキーマというデータベースの構造や実行SQLの最適化不足などが挙げられます。高負荷になっている可能性のある要素に目星をつけるためには、サーバー監視を行った上での負荷テストが必要です。その結果、サーバースペックアップではなくアプリケーション側の改修が必要になる場合もあります。

サーバーサイジングの難しいケース

これからオープンするサイトやリニューアルするサイトでは、まだ最適化するための指標がありません。そこで想定されるピーク時のアクセス状況を疑似的に発生させて、負荷状況がどのようになるか測定します。もしも想定されているアクセス数を処理できないようであれば事前に構成変更する事で、ユーザーの取りこぼしを防ぐ事ができます。サイトをオープンするのと同時に、大きなキャンペーンを実施される場合は特に注意が必要です。

負荷テストの例

上記例のように、ご希望をお聞きし負荷テストのシナリオを作成させていただきます。また対象サーバーで負荷テストの実行が可能か確認させていただきます。負荷テストの内容によりお見積りとなりますが80万円から承っています。またネットアシストの負荷テストサービスは「レポートを作成して終わり」ではないのが特徴です。

負荷テスト後に、サーバーのパラメータ調整やスペックアップ、あるいはサーバー構成変更のご提案まで可能なので、お気軽に担当営業までご相談ください！

お客様へ年末のご挨拶

2022年も残すところあとわずかとなりました。今年も1年、ネットアシストに格別のご愛顧を賜りまして厚く御礼申し上げます。また、毎月発行しておりますこちらのニュースレターも、おかげさまで多くのお客様にご覧頂き、営業部一同大変幸いに存じます。

さて、早いもので新型コロナウィルスの感染拡大から3年がたちました。緊急事態宣言が発令され多くの企業がテレワークへと勤務形態を移行し、現在も継続している企業が少なくありません。「出社して仕事をする」「会社の近くや沿線に住む」「客先に訪問して商談」「同僚とのコミュニケーションや飲み会」のような、コロナ前は当然だと思われていた働き方が、もはや「古い価値観である」と言われることも増えてきたように思います。

しかしながら、ネットアシストでは24時間365日でお客様のサーバを保守するという事業の性質上、セキュリティ面に最大限配慮できるという点、障害発生時の迅速な対応やエンジニア同士の密な連携による技術力の向上、新しいアイデアの生み出しやすさなど、「テレワーク」より「出社」によるメリットの方が大きいと考え、現在もほぼ全員出社によるお客様へのサービス提供を継続しております。営業もWeb商談の割合が8割以上という状況ですが、対面でのお客様とのコミュニケーションも大事にしており、ご要望があれば訪問での商談も行っております！

少し脱線をしてしまいましたが…、今年も多くのお客様に弊社のインフラサービスをご利用頂きましたこと、厚く御礼を申し上げます。ここ数年で企業のDX推進が活発になっているという状況も後押ししているのか、メイン事業である24365の保守サービスのみならず、クラウドサーバの構築やリプレイス、セキュリティサービスなどのご要望も数多く頂きました。また、今年は新たな取り組みやサービスもリリースすることが出来ましたので、一部をご紹介させて頂きます。