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ヘッダー情報からなりすましメールを見分けよう
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みなさんこんにちは、HKです。
寝苦しい夜が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、送信元を偽って送られてくるなりすましメールの見分け方をご紹介します。
例えばこのメールを見てみましょう。
差出人を見てみると、VISAカードを名乗っています。
一見まともなメールにも見えますが(この時点で十分怪しいのですが……)、これはVISAの名を騙ったなりすましメールです。
本当にVISAから送られてきたメールか確かめるために、メールのヘッダー情報を見てみましょう。
・ヘッダー情報(一部抜粋)
Return-Path(リターンパス)とは
メールが届かなかった場合にバウンスメールが届く宛先のことです。
多くの場合、そのメールが本当はどこから送信されたものかが記されています。
ヘッダー情報のリターンパスを見てみると、実は全く関係のないところから送られていることが分かります。
このようにヘッダー情報を見ることで、メールのなりすましを見抜けることもあります。
また、こうしたなりすましメールに設置してあるリンクをクリックしてしまうと、PCの情報が抜き取られるリスクもありますので、怪しいメール内のリンクはクリックしないようにしましょう。
今回紹介した方法はあくまで一例で、中にはリターンパスも偽ってくるなりすましメールも存在します。
そういう時はメールの本文などで検索をしてみて、どのくらい信用できるかの参考にしてみてもいいと思います。