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料金だけではない!IDCFクラウドの特徴・メリットを解説

IDCFクラウドとは

IDCFクラウドは、ソフトバンクグループのデジタルインフラ企業であるIDCフロンティアが提供する国産クラウドです。初期費用0円、業界最安水準1時間1円、1ヵ月500円から始められるコストパフォーマンスの高さに定評がありますが、IDCFクラウドのメリットは料金だけではありません。
本記事では、クラウドを比較検討中の方に向けてIDCF クラウドのメリットを深掘りしてお伝え致します。

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違い

IDCFクラウドについて解説する前に、パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いについて説明をいたします。
クラウドは大きく分けて「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」の2つに分けられます。
「パブリッククラウド」とは、企業もしくは個人など不特定多数のユーザーに向けてクラウドコンピューティング環境をオープンに提供するサービスを指します。この環境はユーザー全体で共用されており、ユーザーは専用のハードウェアなどを購入・保守することなく、必要な時に必要な量だけサーバーやネットワークリソースを使用することが可能です。
一方、「プライベートクラウド」とは、特定のユーザーにのみ向けてクラウドコンピューティング環境を提供するサービスを指します。企業はプライベートクラウドを利用することで、社内やグループ会社など特定のユーザーのみが利用できる自社専用のクラウド環境を構築することが可能になります。企業内でシステムを設計・管理できるのでカスタマイズの自由度が高く、セキュリティ面については、顧客データを保護するために高度なセキュリティを実現するなど企業ポリシーに合わせたセキュリティ管理ができることが特徴です。
さらに細かく言うと、プライベートクラウドは「オンプレミス型(所有型)」と「ホステッド型(利用型)」の2つに分けることができます。「オンプレミス型(所有型)」では、企業内にクラウド環境が設置・構築されており、自社でインフラの構築・運用を行います。対して「ホステッド型(利用型)」では、パブリッククラウドから仮想的に切り分けられた自社専用の領域のインフラを、クラウド事業者から提供を受けます。
IDCフロンティアが提供するプライベートクラウドは、後者のホステッド型プライベートクラウドに該当します。

IDCFクラウドの特徴

パブリッククラウドとホステッド型プライベートクラウドを提供するIDCFクラウドですが、多々あるクラウド事業者の中でIDCFクラウドを差別化している特徴についてご紹介いたします。

1.国産クラウドである

冒頭でも触れたように、IDCFクラウドは日本の事業者であるIDCフロンティアが提供するいわゆる国産クラウドです。
国産クラウドが注目を集めるきっかけのひとつとなった事例として、LINE利用者の個人情報が海外に保管されていて中国からアクセスできる状態であったことが問題となったことを思い出される方も多いのではないでしょうか。この事態を受けLINEが2024年6月までに全ての日本のユーザーデータを国内化する決定をしたことからも分かるように、ビジネスにおいてユーザーの個人情報をどこに保管するかということは今や事業者が慎重に検討する項目のひとつとなっています。このような理由からも、国産クラウドのニーズは高まりを見せています。

2.GPUサーバを利用可能

GPUサーバとは、これまでとは桁違いの膨大なデータ処理能力を持つ、高度な演算性能に特化したサーバのことです。IDCFクラウドではこのパワフルなGPUサーバを利用できるプランがリリースされています!
GPUサーバの活躍分野としてまず挙げられるのが「AI・ディープラーニングの開発」です。従来のCPUと比較して最大26倍の速度で大量のデータ処理を可能とする高速演算処理能力を発揮して、高性能AI開発を実現します。他にもGPUサーバでできることはたくさんあります。「データマイニング」と呼ばれる、膨大なデータを分析にかけ、その中から課題解決のために有用と考えられるデータやパターンを発見する作業もGPUサーバが得意とするところです。仮想通貨の価値を決める「仮想通貨のマイニング」を実行しているのもGPUサーバです。少し身近な例で言うと「VR」でも活躍しています。そもそもGPUはGraphic Processing Unitの略称で、コンピュータにおけるグラフィック処理を担当してきたユニットですので、VRのように高度なグラフィック処理や高い処理能力が求められる作業にも利用できるのです。
GPUサーバの導入を検討されている方の中で、高額な導入費用や導入にかかるまでの時間、運用可能な場所が限られる(自社オフィスにGPUサーバを設置するとオフィスでしか利用できずリモートワークの妨げになる)ことがボトルネックとなっている場合は多いのではないでしょうか。そんなときは是非クラウドでの導入をご検討ください。他のクラウドサービス同様に、必要な時に必要な量だけ使用できサーバの維持管理費もかからないため、試しに利用してみたいという場合にもご利用いただけます。もちろん導入も迅速でリモート環境でも利用可能です。

IDCFクラウドのメリット

IDCFクラウドサービスの特徴についてはお分かりいただけたでしょうか。次に、IDCFクラウドを利用する具体的なメリットをご紹介いたします。

1.低コストな料金設定

IDCFクラウドのメリットは料金だけではないとはいえ、低コストな料金設定はやはりIDCFクラウドの魅力のひとつです。前述の通り、初期費用0円、業界最安水準1時間1円、1ヵ月500円から利用開始が可能です。短期間の利用なら使った分だけの従量課金で、どんなに使っても月額上限付き(定額)のため、予算を超えることなく安心して使えます。また、ファイアウォール・ロードバランサー・リモートVPN機能の付いた仮想ルーターも無料で提供されています。
1ヶ月500円のミニマムプラン内容はサーバ200円(仮想マシン・ハードウェア専有マシンの2通りご用意があります)、ボリュームディスク300円(基本15GB)、ネットワーク(3,240GB/月まで無料)となります。

2.安心を支えるセキュリティ、ファシリティ、サポート

IDCFは安定したネットワーク環境を提供するために、DDoS攻撃への対策を標準装備しています。DDoS攻撃とはサイバー攻撃の種類のひとつで、攻撃者は複数の機器(パソコンなど)を踏み台にして、特定の機器(サーバなど)に攻撃をしかけます。サイバー攻撃が急増している近年、DDoS対策は必要な装備だと言えます。
次に、IDCFクラウドの安心要素としてファシリティ(施設)が挙げられます。IDCFクラウドのデータセンターは都市型と郊外型に分けられ、東北から九州まで東西に広く拠点を持っています。それによりシステムの物理的な分散と電力を供給する事業者の分散も可能となり、複数系統の受電体制や、無停電電源装置、非常用発電機など、非常時でも電力を提供できるよう対策を行っています。

3.IDCFクラウドの「速さ」

IDCFクラウドはもちろん機能も充実しています。IDCFクラウドがこだわっている「速さ」についてご紹介致します。
まず、IDCFクラウドではオールフラッシュディスクを採用しているため高速でデータの読み書きが可能です。
次に、気になるネットワークの速さについてです。IDCFクラウドの上位ネットワークは大容量・高速バックボーンネットワークに10Gbps以上で接続しており、アクセスが急増しても安心してご利用頂けます。

4.柔軟性が高い

そもそもクラウドは柔軟性が高いことが特徴であるサービスですが、その中でもIDCFクラウドならではの機能をご紹介いたします。
多くのクラウドベンダーではスペック変更時にはサーバーの停止が必要になりますが、IDCFクラウドではダイナミックスケールと呼ばれるサーバーが起動している状態で(すなわち無停止で)、スペックアップできる機能があります。サーバーの停止をせずにスペックアップが可能な為、サービス提供の中断による機会損失を防ぐことができます。※無停止スペックアップができない場合もございます。
また、IDCFクラウドはネットワーク転送量に上限を設けていないため、大量配信や急激なアクセス増にも対応が可能です。ネットワーク料金タイプは、転送量上限のない従量タイプと、100Mbps帯域保証つきの上限額が決まっている定額オプションが用意されているので、まずはネットワーク定額タイプでビジネスを開始し、必要になった際には従量タイプに変更することも可能です。

IDCFクラウドならネットアシストへ

ネットアシストでは、IDCFクラウドの設計・構築から監視・保守・運用、支払代行までしっかりアシストいたします!もちろん必要な部分だけのアシストも対応させていただきます。
気になった方はネットアシストの「IDCFアシスト」サービスご案内ページをぜひご覧ください。

IDCFアシスト
https://www.netassist.ne.jp/service/idcf/

そのほかのサーバについては下記のMSPアシストをご覧ください!

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