クラウドサーバのスケーリングについて
ttakaraです。こんにちは。
今回はクラウドサーバのスケーリングについての再確認でも。
スケーリングの内、対応の多い スケールアップ/スケールアウト については、頻発する遅延、障害の解消であったり、
そういった問題に備えた可用性、冗長性の確保を目的として、ご相談頂く、提案差し上げるケースが多くなります。
解消したい問題、発生前から備えておきたい問題の内容によりますが、下記情報の収集の上、検討しています。
- 発生している障害の頻度、周期
- 備えておきたい障害の内容
- できる限り長期間のサーバリソース使用状況(傾向)
– 送受信データ量
– 搭載ディスク、その使用状況
– 搭載メモリ、その使用状況
– 搭載CPU、その使用状況 - スケーリング対象サーバのメイン提供サービス
– Web/DB 等のミドルウェア設定
– OS設定 - 複数サーバ間の連携状況
– 外部ストレージやデータベースの利用状況 - 各種クラウドベンダー毎の制約
- 定時処理の所要時間の傾向
- サービス、サーバ停止の影響
etc…
事前に確認したい情報を挙げだすと、なかなか止まりません。
スケジュールやコスト、最優先目的等から、ある程度の項目のみを重視して調査、進行したとしても、対応には時間がかかります。
一般的なサーバリソースモニタリングだけでなく、様々な面から改善案を見つけ、より迅速、丁寧な対応ができるよう精進します。
ではまた。