【いまさら聞けない?】エンジニアってつく職種が多すぎて違いがよくわからない
こんにちは。
サーバー構築・設計、データ移行、保守・運用管理まで業者委託するなら、【ネットアシスト】へ!
どうも、最近になってあつ森にハマっているSUZUoです。
モンハンのクエストと同じような積み上げタスクをコツコツこなしていく系のゲームとしては、エンジニア気質の方でハマっている方も多いのではないでしょうか?
そんな「エンジニア」って言葉…ITの成長、インフラの規模が広がっていくことと並行してあふれかえっていませんか?
厳密に言えば違うけど…会社の規模によっては、SEでまとめられてしまっていたり…と、あんまり深く考える機会もないかと思うのですが、やっぱり適正や覚えておいた方がいい資格、年収なども変わってくるので、今まさにエンジニアの勉強をされている方、次のステップアップを考えている方、自分が目指しているエンジニアは一体なんなのか?募集要項の中で気になる「〇〇エンジニア」についてSUZUoと一緒に見ていきましょう。
エンジニアの定義とは
辞書で「エンジニア」とは何かを調べてみると、下記のように記されています。
エンジニア【engineer】
出典:小学館 [デジタル大辞泉](Weblio辞書)
機械・電気・土木・建築などの技術者。技師。
結構幅広い分野の「技術者」の総称のようですね。
Wikipediaでは、エンジニア→技術者へ転送され、やっと私の思う「エンジニア」のイメージに近づきました。
技術者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 01:44 UTC 版)
(エンジニア から転送)
技術者(ぎじゅつしゃ)とは、工学に関する専門的な才能や技術を持った実践者のことである。なお日本においては、名称独占資格である「技術士」および「技能士」と違って、名称独占資格ではなく明確な定義のない呼称でもある。実際的には、スキルを持つものの呼び名として工学以外の分野も含め広く用いられている。
上記でもわかる通り、「エンジニア」とは、広い分野における「技術者」のことで、中でも最近急速に発達していくIT関連のエンジニアは、多種多様な知識や技術が必要となってきた背景から、「エンジニア」と言われて想像する仕事内容やイメージはひとそれぞれ異なるのではないでしょうか。
私自身、今から挙げていくエンジニアだけではなく、もっと細かい呼称もあるのではないかと思いつつも、代表的かつ個人的にかかわりが大きい分野のエンジニアについてご紹介していきたいと思います。
インフラエンジニアとは
「インフラエンジニア」と一言に言っても、実はこの「インフラ」という言葉自体も結構曖昧で、”何の”インフラを、”どう”するのか、ということを含めてこれまた広範囲の業務を指すため、ここでも1回「インフラ」を検索したうえで細かく見ていきましょう。
インフラ
出典:実用日本語表現辞典(Weblio辞書)
別表記:インフラストラクチャー
英語:infrastructure
インフラとは
インフラとは、生活や産業などの経済活動を営む上で不可欠な社会基盤と位置づけられ、公共の福祉のため整備・提供される施設の総称である。
インフラの派生表現
インフラと呼ばれる設備等のうち、道路、橋梁、トンネル、信号機、鉄道やバスといった交通関連のインフラを特に「交通インフラ」と総称されることがある。上下水道は「水道インフラ」、公衆交換電話網や移動体通信ネットワークは「通信インフラ」、IT分野の活動に用いられるインフラは「ITインフラ」のように呼ばれることもある。
ITインフラのうちネットワークの構築に要するインフラを特に「ネットワークインフラ」と呼ぶことも多い。
ここでいうインフラとは、「ITインフラ」または、「ネットワークインフラ」を指します。
そして、インフラをわかりやすく言うと、何かの「土台・基盤を構築・設計・整備・運用して提供・サポートすること」と言えるでしょう。
そしてその整備する対象が、サーバーなのか、ネットワークなのか、端末やIT機器なのかでエンジニアの名称が変わってきます。
サーバーエンジニア
前述した通り、サーバーのインフラを整備するのが「サーバーエンジニア」です。
整備する内容としては、サーバーの構築から管理運用・保守までさまざまです。
サーバーにもたくさんの種類があり、Webサーバー・メールサーバー・データベースサーバー・アプリケーションサーバーなど幅広い知識の習得や、近年の主流であるクラウドサーバーの知識やスキルが必要となります。
ネットワークエンジニア
コンピューターネットワーク構築や管理運用を担うのが「ネットワークエンジニア」です。
インターネットの接続やルーターなど、安定したネットワークの供給が行えるよう、ネットワーク機器に関する知識の習得に加えてファイアウォール・ロードバランサーなどの機器についても理解している必要があります。
その他
より細かく分類すると、データベースエンジニアやセキュリティエンジニアなども区分できるようですが、大手の会社以外は、まとめてインフラエンジニアと呼ばれることが多いのではないでしょうか。
Webサーバー、コンピューターネットワークに係わらず、ソフトウェアやミドルウェア、セキュリティまで幅広い知識が求められるのと、最近の傾向としてクラウド化が進んでいるため、クラウド環境の知識や日々進化し続けるIT業界へ常に関心を持ち、新しい情報を率先して収集・学習できる人材が求められています。
システムエンジニアとは
システムエンジニアは、「SE」と略称で呼ばれるケースも多いのではないでしょうか。
ちなみに、SEは「ソフトウェアエンジニア」の略称であることが多いようなのですが、システムエンジニアとソフトウェアエンジニアは同意として表現されることが多いようです。
クライアントもしくは自社(社内SEの場合)のシステム(ソフトウェア)の要件定義から設計・開発・テスト・保守運用に携わるエンジニアを指し、スキルや状況によってはエンジニア自身がプログラミングを行うこともあります。
要件定義や設計書作成のためのヒアリングが重要となってくるため、コミュニケーション能力や論理的思考による問題解決能力などが必要とされます。
長期のプロジェクトで開発を進行するケースが多いことと、プログラマーなど複数名での開発となるため、スケジュール管理能力やマネジメント能力が高いと各企業から求められる人材間違いなしです。
Webエンジニアとは
Webエンジニアは、大きく分けると、フロントエンドエンジニアとバックエンド(サーバーサイド)エンジニアが対極的に分かれており、それぞれWebサイトやECサイト、Webアプリケーションの設計・構築(開発)・運用保守という幅広い知識やスキルを必要とします。
Webエンジニアの中でもフロントエンドエンジニアは特に、WebデザイナーやWebプログラマー、Webディレクターなど複数の肩書をもちマルチに知識やスキルを活かす場面が多いのではないでしょうか。
フロントエンドエンジニア
前述した通り、Webサイトのデザインから、アプリケーションのUI/UXの設計、HTMLやCSS、JavaScriptによるコーディングやCMS(WordPressなど)を使って、ユーザーが直接「目にする部分」であるクライアント側を手がけるのが「フロントエンドエンジニア」です。
Webデザイナーとフロントエンドエンジニアが分けられている企業もありますが、Webサイトの設計・構築において、UI/UXに紐づいたデザインは必要不可欠なものであるため、デザイン・コーディング両面においてスキルを身に着けておくとスピードも速くでき、対応の幅も広がるのでお勧めです。
バックエンド(サーバーサイド)エンジニア
フロントエンドエンジニアが、表層的な目に見える部分の設計や構築を行うのに対して、バックエンドは相対的にユーザーからは見えない裏側のシステムを手がけるエンジニアのことを指します。
厳密にはバックエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアは異なりますが、業務内容が似通っていることから同じ意味合いで呼ばれることが多いようです。
バックエンドエンジニアは、フロントエンド側の要望を再現するために、Webサーバーやアプリケーションサーバー・ミドルウェアやフレームワークなどの開発・保守運用などを行います。
サーバーサイドエンジニアは、クライアントの環境に左右されにくいようなプログラム処理を行ったり、データベース管理を行い、広い意味でサーバー側の見えない部分の構築・運用を担うエンジニアのことです。
まとめ
普段「〇〇エンジニア」と呼んでいるものの中でも、深く考え始めると曖昧な解釈だったり、そもそも広い意味合いで使われているものが多いことを今回調べていて実感いたしました。
しかし、調べれば調べるほどに、企業や団体やエンジニア同士の中でもさまざまな見解や情報の混同があるようで、私なりに定義した情報ではあるのですが、「自分はこう思う!」など独自の見解をお持ちの方もいらっしゃると思います。
インフラエンジニアの仕事内容はこうだ!と定義したかったわけではなく、今回はWebサーバーエンジニアとバックエンドエンジニアって何が違うんだろ…?といった疑問から色々調べていった結果、このような私なりの解釈をしてみました!というものなので、もし本当はこうなんですよ、とか私が聞いた話では…などアドバイスくださる方がいらっしゃれば、ぜひTwitterなどで絡んでいただければと思います!
これからもいまさら聞けないけど…といったことや、わかりそうでわからない…業界のコト、調べていきたいと思います!それではまた。