ドメイン乗っ取りとドメイン管理について
こんにちは、営業部のKMです。
2018年9月アミューズクラフト(amusecraft.jp)、
2019年4月「ラブライブ!」(lovelive-anime.jp)
とドメイン乗っ取りが相次ぎました。
com,net,orgといったGTLDドメインは移管申請に【Authcode】というキーが
必要なので、誰でも移管申請が出来るわけではありませんが、
汎用JPドメインは誰でも移管申請が可能です。
申請がなされると、レジストラを経由して
契約者に申請の承認確認がなされます。
汎用JPドメインの一般的なルールでは申請確認に対して、契約者が【承認】【不承認】を選択するか、 もしくは【10日以内の選択を行わない事で自動承認】となります。
「何故、このような仕様になっているんだ!」との声も
上がっていますが、ドメイン使用者がドメイン取得者と
連絡が取れずに、ドメインの再利用が出来ずにいる場合の
救済処置ができる仕様になっています。
【10日以内の選択を行わない事で自動承認】というルールは、JPドメインを管理するJPRS側のルールとなっており、ドメインを管理する指定事業者は別のルールが存在します。
■ドメイン管理業者大手2社の対応
Value-domain
10日以内に【承認】【不承認】を 選択しなければ【不承認】となる。
お名前.com
7日以内に【承認】【不承認】を 選択しなければ【不承認】となる。
ドメイン大手の2社は【承認】【不承認】の
選択を行わなければ、不承認となる仕様に
なっていますが、ドメイン管理業者によっては
自動承認のルールが残っている場合もありますので、
一度、現在のドメイン管理会社に問合せする事をお勧めします。
ちなみに弊社でのドメイン移管では【事前申請】が
必須となっておりますので、10日以内に申請が無ければ
【不承認】となります。
ドメインには移管を使用した乗っ取りの他に
クレジットカードの有効期限切れによる失効のリスクがあります。
サーバー管理と合わせてドメイン管理もアウトソース
して頂くことで、乗っ取りや失効の不安から解放され本業に専念頂けます。
是非一度、サーバー関連業務のアウトソースをご検討ください。