
【読書レビュー】世界の一流は「休日」に何をしているのか

こんにちは!皆さんは「読書」していますか?
私自信は、読書が趣味というレベルではありませんが、本屋さんで今売れてるビジネス本や、面白いタイトルの自己啓発本などを見ると月に1冊程度は購入し、電車の中や空き時間で少しずつ読んでいます。(自宅が狭いのでもっぱら電子書籍派です)
自分が読んだ本をレビューする
当社の行動指針の一つに「学ぶ。学ぶ。学ぶ。」というものがあります。
我が営業部では、この行動指針を体現するべく「読書」を習慣化するために、自分の読んだ本を発表し感想を語りつつレビューする会を始めました。
「本を読む」ということは、文章力の向上はもちろんのこと、営業として論理的な思考や話し方を身につけるには最適なツールだと思います。

レビュー:世界の一流は「休日」に何をしているのか
せっかくなので、今回は先月私が営業部のみんなにレビューしたビジネス本『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を紹介したいと思います。
著者は日本マイクロソフトで執行役員を務めたこともある方で、現在は、企業の働き方改革のコンサルや
サポートなどを行っている会社を創業し運営されております。
タイトルに惹かれたのと、話題の書だったので中身をあまり確認しないで読み始めましたが
自分の休日の過ごし方を、改めて見直すきっかけとなりました。
休日は、特に予定もなく家でゴロゴロ過ごすのが定番という方には是非読んでいただきたい書です!
ワークライフハーモニーを実現しよう
この書で提言されている内容を、わかりやすくざっくりまとめると
- 休日をゴロゴロして過ごすのではなく、充実した休日をすごそう!
- 充実した休日を過ごすと、エネルギーがチャージされて仕事の成果もあがるよ!
- 成果が上がれば、会社での評価もあがりどんどん出世するよ!
- 出世することで裁量権も増えるので、さらに休日がとりやすくなるよ!
- その休日を充実させるために、さらにパフォーマンスを意識して仕事をするようになる!
上記のようなプラスのサイクルを回していき、ワークライフバランスならぬ、ワークライフハーモニーを実現しましょうという話です(ワークライフハーモニーは、Amazon創業者ジェフベゾスが発言し注目を浴びた用語)確かに、納得のいくサイクルだなと感じました。
週休2日制導入の本来の意味を知ることができた
日本で初めて週休2日制を導入したのは、松下電器産業創業者の松下幸之助氏です(私は恥ずかしながら知りませんでしたが…)
松下幸之助曰く「事業は人なり。教養がなければいい仕事はできない。しかし、普段は忙しく時間が取れない。だから一日は休養。もう一日は教養の時間にせよ」ということで、週休2日制は仕事の生産性を高めるために「休養と教養」を達成するために導入された制度でした。

仕事のパフォーマンスを上げるためにも、休養と教養はセットで考えるべきであるというのは、休み方についてかなり核心をついた提言だと感じます。自分自身の休日の過ごし方を深く考えさせられました。
家でゴロゴロ過ごし気づいたら休みが終わってたというのは、本来の週休2日制の意味からすると本末転倒な過ごし方になりますねw
この書を読んで意識し始めたこと
私自信は、割りとアクティブに休日を過ごすことが多いものの、確かに「教養」という部分を考えると不足しているのは事実。平日は、なかなかじっくり「読書」の時間をとることは難しいので、この書を読んでからは、日曜日は家や喫茶店で本を読む時間をとったり、新しい分野の書を読んでみるなど、「教養」を意識して休日を過ごすように意識しています。