スタッフブログ

出張記

ベトナム出張記

こんにちは。伊藤です。
9月上旬に、ベトナムのハノイに行ってまいりました。
6年前にホーチミンに行って以来、2度目のベトナム訪問です。

現在、ネットアシストの運用チームは日本人エンジニアだけではなく、ベトナム人エンジニアのチームも編成されています。
彼等はハノイからリモートで業務をしていたのですが、この度、彼等を日本に呼んで池袋の本社オフィスで日本人メンバーと一緒に働くことにしました。
その事務手続きやベトナムチームとの定期交流を兼ねてハノイに出張した次第です。

ノイバイ空港に到着したのは21:45頃。成田を出発したのが18:30ですから約3時間で到着したように見えますが、日本とベトナムには時差が2時間あります。約5時間のフライトです。
早速、Grabでタクシーを呼ぼうと思ったのですが、空港の玄関口には大量のタクシーや車で溢れかえっており、Grabタクシーと上手く合流できる自信がありませんでした。
すると、首からIDカードのようなものを下げた人が「ヘイ、ユー、タクシー?」と話かけてきたので、こりゃ渡りに船だと思ってその人の案内でタクシーに乗ったところ・・・
ホテルに到着したら500万ドンを請求されました。相場はだいたい40万ドンくらいだと思います。
もちろん値引き(?)交渉を試みましたがドライバーは英語が通じないので会話になりません。
しまいには、500万ドン札を見せてきて、たぶん「これと同じ金額をよこせ!」というようなことを大声でまくしたててきたので、
こちらも負けずにもっと大きな声を張り上げて日本語で罵声苦情を浴びせ続けたところ、あっさり60万ドンまで下がりました。
(ちなみに、「500万ドン札」というものは存在しません。詐欺の小道具として用意されたニセモノです)
その後、異変を察知して駆け付けてくれたホテルのドアマンがドライバーと話をしてくれて、最終的には50万ドンで手打ちとなりました。

海外でこういう人について行ってはいけない、というのはもはや常識ですよね。
でも、首から立派なIDカードを下げていたし、どこか「オフィシャルっぽい」雰囲気の人だったのでうっかり騙されました(泣
皆さんも気を付けてください。知らない人についていってはいけません。

翌日は、ベトナムチームのいるハノイのオフィスを訪問しました。
彼等とは4月に日本で会って以来、約半年ぶりの再開です。
普段はオンラインで仮想オフィスのような環境を用意して毎日画面越しに会っているのですが、
やはり久々に「物理対面」するのは良いものです。コミュニケーションもより滑らかに進みます。
事務手続きや打合せを済ませたあとは、ハノイのビアホールのようなお店で懇親会を開いてもらいました。

ちなみに、この写真に写っているメンバーは全員が英語と日本語を流暢に話します。技術力も高く、ベトナムのエリート層と言ってもよいでしょう。

ベトナム式の乾杯の音頭、「モッ、ハイ、バー、ゾウ!!」で元気よく乾杯しました。
この「モッ、ハイ、バー、ゾウ!!」というのは、
日本語に訳すと「イーチ、ニーィ、サーン、ダァーーーッ!!」という意味です。
どこの国でも気合を入れる時には同じようなフレーズが生まれるのだな、と妙に感心してしまいました。

ベトナムの料理は日本人の口にはよく合うと思います。
やたら辛い、やたらしょっぱい、やたら油っこい、ということがなく、全てが丁度良い感じです。

↑ これはカエルの炒め物です。足がリアルですね。鶏肉のようで美味しかったです。

翌日はハノイ市内を散策しましたが、交通渋滞の酷さや、特にバイクの多さには本当に驚きました。
大量のバイクや車が、全方向に対して日本では考えられないほど狭い車間距離を取って走っていきます。
交差点内でも同じような状態のままで車が交わったり合流したりするので、タクシーの後部座席に座って見ているだけでも本当に怖かったです。
日体大の「集団行動」と似たようなことを車やバイクでやっている・・と言えばイメージが伝わるでしょうか。
あれで事故が起こらないのが本当に不思議です。日本では首都高の合流でさえ上手くできない人がいるというのに。

ベトナムに訪れるたびに感じるのは、街全体がエネルギーに満ち溢れているということです。
特に若い世代が非常に多く、活気に溢れています。日本と比較すると、平均年齢では日本の47歳に対してベトナムが32歳とその差が顕著で、国全体の勢いにも差を感じます。日本は成熟しすぎたゆえに、どこかお行儀が良すぎるというか、慎重すぎるようなところがあるように思います。
それ対してベトナムの街の雰囲気は、まるで私が少年時代を過ごした昭和50年代の日本のような、良くも悪くも雑で活力に満ちた時代を思い起こさせます。あの頃の日本には、同じようなエネルギッシュな雰囲気が確かにありました。


弊社のベトナム人エンジニアたちも、明るく元気で、その若さと活気を体現しています。
彼らの姿勢からは、未来に対する期待や自信が感じられ、見ていてとても頼もしいです。
今後、彼等がお客様とメールやお電話で接する機会も増えていくかと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。

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