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もしかして、その不調は…気象病かも?
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こんにちは。管理部のYです。
この時期は天気が不安定で、気分も体調も不安定になりやすいですよね。
ただ、なかなか周りの人の理解が得られにくく「気のせいでは?」と片付けられてしまいがち。
実は、それ気象病の可能性も…?
気象病とは
気象、天候の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する等、不調全般の総称で「天気痛」とも呼ばれています。
日本では、約1000万人が気象病に悩んでいると考えられており、比較的発症頻度が高いもので、症状は頭痛、食欲不振、気分の落ち込み、めまい、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、蕁麻疹、吐き気など様々であり、鬱や喘息などの持病が悪化したり、「気象関連痛」という「天気が悪いと古傷がうずく」等の痛みも含むそうです。
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気象病チェック
▢天気の変化を敏感に察知する
▢雨が降る前に頭や関節が痛むことがある
▢雨が降る前に眠気やめまいを感じやすい
▢天気によって気分が浮き沈みしやすい
▢季節の変わり目に体調を崩しやすい
▢新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
▢乗り物酔いをしやすい
▢耳抜きが苦手
▢肩がこりやすい
▢首を痛めたことがある
上記のうち6個以上あてはまる場合、気象病の可能性が高い。
天気の変化で体調不良がおこる理由
気象要素のうち体調への影響が大きいと考えられるのが「気温」「湿度」「気圧」の3つで、とくに気圧の変化が痛みを増幅させたとされる研究もあり、この気圧の変化を耳の最も奥にある内耳で感知していると推測されています。この内耳で気圧の変化を感知すると、周りの神経も刺激され、これに脳が反応し、片頭痛を引き起こすと考えられています。
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気象病で最も多いのが頭痛で、症状を訴える人の8割以上とされています。
もちろん、温度や湿度の変化が刺激となっておこる場合もあります。気温が上昇するときは脳の血管が拡張し、これが刺激となって片頭痛の症状が悪化しやすい。逆に、気温が低いと血管が収縮して肩こりや関節痛などがおこりやすくなります。
気象病の症状を和らげるセルフケア
くるくる耳マッサージ
簡単なので、不調の予兆を感じたときや、雨が降るとわかったときなどに行うと効果的です!
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自律神経を整える生活習慣も気象病予防には欠かせない
●適度な運動
●規則正しい生活
●日光を浴びてセロトニンを分泌させる
●十分な睡眠をとる
●朝食をしっかりとる
●湯船につかって温まる
その他、スマホアプリなどを活用する方法や漢方薬も!
気象病は、早めの対策がカギとなるので、しっかり予防して少しでも過ごしやすくなるといいですね!