スタッフブログ

お知らせ

実績紹介(ミライアプリ株式会社様)

導入実績( https://www.netassist.ne.jp/results/ )にご登場いただいた
「ミライアプリ株式会社様」

運営されている「マワシヨミジャンプ」について、 本編では掲載しきれなかった アプリの開発からリリース後の現在まで。当時のエピソードを交えながらご紹介いたします。

コンテストに応募したきっかけは?

元々、本業の方で「位置検出」をやっていたのですが、たまたまコンテストの応募記事を見た時に「コンテンツ」と「位置」を組み合わせたサービスがないな。と思い応募しました。サービスの構想自体はすぐにできたのですが、「回し読み」を助長するような企画なので、出版社がそれを先導していくだろうかという思いもあり、入賞は全く考えてなかったですね。


開発にあたってのエピソード

先ほども話に出ましたが(ミライアプリ様の導入紹介本編はこちら)、メジャータイトルのアプリで、これまでないサービスだったので、どれほどの反響があるのか、弊社も集英社さんも予想ができませんでした。コミックスの単行本のほかに「週刊少年ジャンプ」のバックナンバー(前週の号)も配信をするので、バックナンバーを目的としたユーザーの方が集中し高負荷になる可能性も。
そのため、実際に運用が始まった時に予想を超える反響があった場合にはサーバーが負荷に耐えられるかという不安がありました。
サーバー負荷の懸念事項は集英社の方にも事前にお伝えしていたのですが、「ジャンプはそういう事態(挑戦と対応)には慣れているので大丈夫です。その場合は調整期間を設けて環境を整えて再スタートをしましょう」と言っていただけたので、負荷対策が必要な場合は浅井さんから提案してもらった「AWSへ移行した上で再スタート」をしようと割り切ることが出来ました。


アプリリリース時のエピソード

反響の大きさが読めなかったので、サーバーの負荷状況は常に注視していました。リリース時にはネットアシストさんと相談の上、2回スペックアップを実施していますが負荷を減らすため、サービスを回しながら一部機能のカットも同時にしていましたね。Syncの周辺通知の処理とか。内心ヒヤヒヤでしたが、止めずに対処しました!弊社は責任を持って設計から実装、運営まで全てを極少人数で実現しているので、いざという時にそういう判断や実行ができる会社なんです。リリースを無事に乗り切った時はやり切った感がありました。とても良い体験でした。
ただ、ネットアシストさんにサーバーの運用・保守を依頼していなかったらと思うとぞっとします。


アプリの仕様など

日本地図の色がついている部分がサービス提供エリアになっています。アプリの画面上には六角形のマスが、7つ並んでいて、1マスにはコミックが4、5冊程度置かれています。日本全国と言っても人のいないエリアや危険な場所ではサービス提供をしていません。人口密度によってマスの大きさは可変するようになっていて、都市部などの赤い部分は1マス120メートル、黄色い部分で1マス1キロになっているので、人の多いところほど、多くのコミックが置かれているようしています。日本全国で大小合わせて約17万個のマスが配置されているので、週刊誌のバックナンバーも併せると延べ90万冊近くが配布されていることになります。


アプリをリリースされて

当初、マワシヨミジャンプの遊び方(利用方法)をユーザーの方に理解してもらえるか不安でしたがユーザー数は100,000人を超え、今も増えているので無事に受け入れてもらえたと思います。
遊び方もすぐに理解していただけたようでした。
このアプリをキッカケに私は新しいお気に入りの漫画「鬼滅の刃」に出会いました。弊社大澤の子供も紙媒体で気に入った作品のコミックスを購入していたりと、かつての「回し読み」のような楽しみ方がこのアプリでも実現できているのではないでしょうか。

  

  

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