リソース不足が慢性的な課題。コンテンツとインフラの運用体制が整っているネットアシストへアウトソースすることで、安定的な運用体制が実現！
クオン株式会社
コミュニティエクスペリエンスデザイン部 松岡 誠司 様 (写真：左)
「クライアント企業と顧客をつなぎ、顧客と顧客をつなぎ、地域と地域、日本と世界、世界中に生きる全ての人々をつないでいきたい。そこに断線と孤独があるならば、それらをつなぎ合わせる支援をしたい。」という想いのもと、 ファンコミュニティの構築から運営・コンサルティングまでトータルで提供している。
弊社で保守しているサーバーで運営されているサービスについて教えてください。
クラウドサーバーで当社コーポレートサイトのWebサーバーを運用しています。 サイト内ではサービスの紹介だけでなく、WEB限定動画や、お客様の状況にあわせてコミュニティ育成タイプがわかる「コミュニティタイプ診断」などのコンテンツも提供しています。
サービス・システムを運用されるうえで課題となったもの
「万が一」が起きた場合の体制をいかにつくっておくかが慢性的な課題としてありました。 サイトの表示確認はもちろん、死活監視や、セキュリティパッチの適応、バックアップ設定など、 コンテンツとインフラでそれぞれしっかりとした運用体制が必要でしたが、ネットアシストさんにお願いするまでは、リソースが十分とは言えない状況でした。
ネットアシストにした理由、MSPサービスを導入したきっかけについて
もともとプライベートで「Savamoni」 *のことは知っていました。 まだ業界的には「MSP」** が浸透していなかったころとは思いますが、当社でも定期的な運用保守が必要になってきまして、アウトソースできる会社を探しました。 サービス内容を伺ったときに「ゴールドプラス」一択でしたが、保守範囲によってプランが用意されているのも、分かりやすかったです。
現在のサーバー環境に決められたのはどうしてですか？
単純に要件だけで考えるとVPSでも十分でしたが、将来の拡張性を考えて、クラウドサーバーになりました。 クラウドサーバーのメリットとして、たとえばAWSだと、アクセス集中で負荷分散するなら「AutoScalingを組む」「S3とCloudFrontでコンテンツを高速かつ安全に配信する」といったように、 ケースバイケースで対応できるのが良いですね。
弊社のサービスでお役に立てている部分
元々私がインフラエンジニア出身なので、正直なところ、自分でやろうと思えば自分でもできます。 ただ、アウトソースすることで自身のリソースをあけることもできますし、業務を属人化させないためにも、ネットアシストさんのサービスを活用させていただいております。
また、サービスデスクに相談できるのは助かります。 他社の保守サービスですと、サポート範囲の線引きがあり、難しい質問は「サポート外なので対応できません」の一言で片づけられてしまいますが、 ネットアシストのエンジニアさんはそういった場合でもとりあえず相談にのっていただけるので、親身に感じています。
あと、「お客様ポータル」***で問合せの履歴などを確認できるようになったのも良いですね。 都度バージョンアップを繰り返されているので、サーバーのリソース状況も確認できて、重宝しています。
弊社のサービスで物足りないと感じる部分
インフラだけでなく、フロントエンド側にも踏み込んでもらえるとうれしいです。現在のインフラのみのサポートになると、どうしても問い合わせをする際に、私の方で事前に切り分ける必要があります。 もしバックエンド開発や、その先のコンテンツ運用保守もお願いできると、ワンストップで進められるのでとても助かります。
*「Savamoni」：ネットアシストがリリースしている無料の自動サーバー監視サービス。
**「MSP」：Managed Service Providerの略。
***「お客様ポータル」：MSPアシストのご契約者様専用の「サーバー情報管理」システム。
