Apache Log4j の脆弱性について
現在公表、報道されております Apache Log4j の脆弱性について、弊社見解をご案内いたします。
■脆弱性対象
・Apache Log4j 2.15.0 より前の 2 系のバージョン
※Apache Log4j 1 系のバージョンは影響を受けません
▼任意のコードが実行可能な脆弱性 (CVSSv3スコア,深刻度)
CVE-2021-44228 (10.0,緊急)
▼サービス運用妨害攻撃の脆弱性 (CVSSv3スコア,深刻度)
CVE-2021-45046 (3.7,注意)
■詳細情報ページ
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/alert20211213.html
■対策方法
Log4j 2.15.0 以上へのアップデート
本脆弱性は、Javaベースのロギングライブラリの機能を悪用する事にて、任意のコードが実行可能となる脆弱性です。
また「Apache Log4j」での脆弱性となりますが、本「Apache」は、ソフトウェア管理団体を示すものとなり、「Apache HTTP Server」を指すものではございません。
「Apache Log4j」は、弊社構築のサーバにて通常導入を行いませんが、TomcatやJBoss等、Javaを利用したサービスを、お客様にて運用の際は、「Apache Log4j」を利用されている可能性がございます。
誠に恐れ入りますが、お客様導入のアプリケーションは、ネットアシストの保守範囲外となります為、お客様にてご確認をお願い致します。